カテゴリー ‘疾患について’の記事

ビマトプロスト再開しました!

2018-11-07

供給停止のため一時取り扱いを休止しておりましたビマトプロストですが、このたび入荷完了いたしました。

多くの方にお待たせしておりましたことお詫び申し上げます。

すでに取り扱い開始しておりますので、ご要望の方はお申し出ください。

ビマトプロスト取り扱い休止について

2018-10-16

現在、納入元の都合でまつげ治療薬「ビマトプロスト」取り扱いを休止させていただいております。再開のめどが立ち次第、またこちらでお伝えいたします。

ご利用いただいております患者様には大変ご迷惑をおかけいたします。

レーザー治療の料金改定のおしらせ

2017-06-06

6/1よりレーザー治療の料金を一部改定いたします。

 

ほくろに対するレーザー治療について

旧)1ヶ所1000円(税別)

新)5箇所まで一律5000円、6箇所目からは1ヶ所1000円(いずれも税別)

となっています。従来から受診されている方は特にご注意お願い致します。

新規治療導入のお知らせ ターゲット型エキシマライト

2016-04-01

皆さんこんにちは。

神吉です。

 

今日は新しく4月1日から導入された治療をご紹介いたします。

ターゲット型エキシマライト エクシス308 です。

pr_photo12

まず、エキシマライトとは波長308nmの紫外線で、従来の紫外線(ナローバンドUVB)と比べて高い照射率の治療光を照射でき、短時間の治療でより高い効果を得られる治療器です。

適応疾患はアトピー性皮膚炎、白斑、乾癬、掌蹠膿疱症、類乾癬、菌状息肉症、悪性リンパ腫、慢性苔癬状粃糠疹です。その他、適応外になりますが脱毛症などにも効果が得られると言われています。

いままでの当院の紫外線治療器でほとんどの部分はカバーできていたのですが、どうしても効果面、部位面で少しの不満はありました。

これまでの不満1: 手のひらや足の裏、爪などの皮膚の厚い部分の病変は効果が乏しい

これまでの不満2: 頭のてっぺん、爪など、従来の当院の紫外線照射機では当てにくかったり、細かい角度調整、細かい面積照射ができない

エクシス308の導入で、これらの不満が一気に解消されました。

エクシスは平成27年10月に保険認可されたばかりの最新の治療機器です。流石に最新機種だけのことはあり、細かいところもよく改良されています。

1 照射量は1mJ/cm2単位で細かく調整できるため、患者さんごとにきめ細かい設定ができます。

2 ハンドピース(照射する部分)は約1Kgで非常に取り回しがよく、結果として治療時間も短く済みますので患者さんの負担も少ないです。

3 専門的な話になりますが、毎日起動時にキャリブレーション(出力の確認)を行うため、ランプの老朽化などで照度が落ちてもそれに合わせて照射量を自動で計算してくれます。どのような光線治療器でも使っていると必ず微妙照度は落ちてきますが、エクシスなら効果が落ちる心配もありません。確実にこちらが当てたい照射量を提供できます。

4 本体サイズもコンパクトで場所を取らず、圧迫感もありません。

詳しくはこちら

 

ラジオ出演のお知らせ

2016-03-25

長らくご無沙汰しておりました。

院長の神吉です。

このたび、ラジオ関西 「みんなの健康相談」に出演しますのでお知らせします。

放送日 H28年4月2日(土) 7時50分~

ラジオ関西 558KHz みんなの健康相談

テーマ 水虫

http://jocr.jp/podcast/index.html#kenkou

 

ぜひご視聴してみてください。

塗ってのばす,まつ毛エクステ始めました

2015-07-01

今日はまつげをもっと長くしたいという方へ,おすすめの情報です。

最近,つけまつげの副作用で目のかゆみ,かぶれを起こして来院される方が増えています。
つけまつげの接着剤に含まれるシアノアクリレートは接触皮膚炎を非常に起こしやすく問題となっています。
『まつげは伸ばしたい,でもつけまつげはかぶれるのでできない,,,,,』
こういった悩みをお持ちの方も少なからずおられるのではないでしょうか。

もし自分のまつげが増えたり,伸びたりすれば,それはいちばん自然な形であり喜ばしいことですよね。
そこで今日は塗るまつ毛エクステを紹介します。

もともと『緑内障・高眼圧症治療薬を使用している人のまつげがフサフサしてきた』という副作用に着眼して始まったのが『まつ毛貧毛治療』です。
最近,緑内障治療薬に含まれるビマトプロストという成分がまつげを長くする事が知らるようになり,日本でもグラッシュビスタという名称で厚生労働省から承認を受けています。
そして当院でもいよいよビマトプロストの治療を開始しました!

まずその効果ですが,
特発性睫毛貧毛症に対する4ヶ月の使用期間で
【改善率】 77.3%       プラセボ群17.6%
【長さ】 24%アップ(平均値) プラセボ群-1%
【太さ】 45%アップ(平均値) プラセボ群-1%

という値で,十分おすすめできるのではないでしょうか。

また,同時に抗癌剤などによる脱毛に対してもある程度の効果を期待できます。

使用方法
1日1回,専用ブラシに1滴しみこませて,上まつ毛の生え際に塗布します。
頻繁に塗布しても効果が促進されませんので,1日1回を超えて塗布しないでください。
一度使用したブラシは再使用しないでください。(感染のもとになります)

気になる副作用ですが,
黒目が濃くなる(0.2%),まぶたの黒ずみ(3.4%),かゆみなど(2%以上)などで,
まつ毛の生え際以外についた薬は速やかに拭き取るか洗顔するようにしてください。

料金は専用のアプリケータ-(ハケ)が付属して約1ヶ月分で6000円(両目,税抜き)となっています。

自分のまつげをもっとボリュームアップしたい方は是非ご相談ください。

男性型脱毛治療の変更について

2015-05-15

男性型脱毛治療薬剤の変更のお知らせです。
今まではプロペシアという商品名のお薬を使っていたのですが,
5月からフィナステリド錠という名称に変更になっています。
薬剤そのものや副作用,効果については従来と全く同一になっております。
製造会社もファイザー製薬で信頼できるものとなっておりますので,
従来通り安心して治療御継続いただけます。

新しい巻き爪治療をはじめました

2015-03-20

ご無沙汰しております。神吉です。

今日は当院で新しく導入した巻き爪治療をご紹介します。

 

まず巻き爪とはどのような疾患なのか,から説明したいところなのですが,とても長くなりそうなのでこちらは今日は割愛します。ただ,巻き爪と陥入爪はにているようで異なる概念であることは知っておいていただきたいです。

まず「巻き爪」とは爪が丸まって生じる変形を指します。時々お年の方で爪が絵巻物のように丸まっている方もいらっしゃいます。

では「陥入爪」とは何でしょうか?

陥入爪とは爪の一部が陥入(食い込み)して痛みや炎症を引き起こした状態を指します。つまり,巻き爪などの爪の変形から痛みを生じれば陥入爪になります。逆に,巻き爪がなくても陥入して痛みを起こせば陥入爪といえます。

当院では巻き爪には形状記憶チタン製ワイヤーを用いたワイヤー法,爪の幅を狭く形成し直すフェノール法などを行っております。また陥入症状によっては人工爪を作成して陥入を解除する事もしていました。

しかし,ワイヤー法は爪を短く切っている方には行う事ができません。

そこで今回,新しい治療として「コレクティオ」という巻き爪矯正器具を導入しました。

詳しくはこちらをごらんいただければ幸いです。

痛みが少なく,十分効果も期待できる治療ですが,一つ欠点があります。それは自費診療となることです。

ご自分の巻き爪がきになる方は一度お気軽にご相談ください。

アトピー性皮膚炎に対するプロアクティブ療法について

2015-02-04

今日は先日お伝えしていましたアトピー性皮膚炎に対するプロアクティブ療法を紹介します。

 

プロアクティブとは,「先を見越した」「予防的な」という意味でとらえられています。

これに対する言葉としてリアクティブ療法(「反応的な」と言う意味から,再発後の治療を意味します)があります。

以前はこのリアクティブ療法がよく行われていました。

「悪いときはステロイドをしっかり塗って,良くなったら薬を休みましょう」

こういった台詞を僕も昔使ったことがありますし,今でも使うことがあります。

これが悪いわけではなく,軽症の湿疹,アトピーなどであれば十分良い治療と言えるでしょう。

しかし,前回お伝えしたとおり,アトピー患者さんの症状は十人十色で経過も様々です。

従来の方法(リアクティブ療法)で再発を繰り返す患者さん(下図)はどのようにしたらいいのでしょうか。
図2

 

この解決策の一つがプロアクティブ療法です。

では具体的にどのような治療方法なのでしょうか。

 

1 十分な寛解導入

アトピーが悪いときは十分な量のステロイド軟膏をつかって治療します。

これはかゆみが無くなり皮膚がつるつるになるまで行う事が理想的です。

症状の強さにもよりますが,4週間から8週間が必要と言われています。

 

2 管理された予防療法(プロアクティブ)

皮疹が十分に改善したら,次は減量の時期に入ります。

症状の強さやそれまでの罹患期間,過去の再発までの期間などを参考にして,患者さん個々に相談して決めます。

非常に重症の方には1日1回投与,やや症状が強い方には隔日投与,

症状が軽めであった方には週2回投与など,いろいろなパターンがあります。

ここでも慌てず,十分な期間を使ってゆっくり減量していきます。

最終目標は週1回だけステロイドを使うくらいまで減らすこと(究極的には使わずにすむ事)ですが

皮疹が再燃しては意味がありません。

たとえば週に1回の外用まで減量できれば,たとえ全身に塗ったとしてもステロイドは5~10g程度で済みます。

これは全身のアトピー管理としては非常に少ない量であり,きわめて効率の良い治療であると言えます。

海外の報告では,プロアクティブ療法を行った患者さんと,リアクティブ療法を行った患者さんを比較すると,

プロアクティブ療法を行った方が最終的にはステロイドの使用量が少なくすんだ,というものもあります。

しっかりと継続して,まずはかゆみに悩まされない生活を続けていただくことが大切です(下図)。

図1

ここで,プロアクティブにおける注意点をいくつか。

1 保湿はしっかり毎日継続する

ステロイドの使用は随時変更していきますが,保湿は変わらず1日2回しっかり続けてください。

2 ステロイドの使用範囲は変わらない

以前に皮疹があった場所,かゆかった場所は潜在的に炎症が起こっていることが知られています。

治療がうまくいっていても,見た目がきれいになっていても,かゆみが治まっていても,

以前に症状があったところはプロアクティブ(予防)すべき範囲になります。つまりステロイドの使用範囲は減ったりはしません。

3 プロアクティブ中にも再発はある

アトピーも人間の体の中で起こる反応ですので,調子の良いとき悪いときの波があります。

いったん寛解していても,同じように予防していても調子が悪くなるときは「必ず」あります。

こういったときは一時的にステロイドの使用回数を増やして対応します。

小さい波であれば短期間で寛解状態に戻ることが可能です。

4 プロアクティブは全員に当てはまるわけではない

前述の通り,ごく軽症の方や,超重症の方,寛解まで持っていくことができない方などは個別に対応を要するケースが多いです。

 

当院にお越しになっている患者さんは皆さんこの方法をお話ししていますので,よくご存じだとは思います。

塗り方を細かく指導いたしますので,特に初診の方は診察時間が長くなることがございますが,ご了承いただければと存じます。

また,実際に治療を受けていただく患者さんも,マメに塗り薬を塗る手間は大変なものだと思います。

しかし,本当に大切な治療ですし,がんばるだけの価値はあると思っています。

アトピーでお悩みの方はぜひ,一緒に考えて,一緒に治療していきましょう。

アトピー性皮膚炎について

2014-12-08

今日は,最近当院で患者数が急増しているアトピー性皮膚炎についてお話しします。

実際,アトピー性皮膚炎は皮膚科の中でも最もメジャーな病気の一つです。
厚生労働省の調査では4ヶ月児の12.8%,3歳児の13.2%,小学6年生児の10.6%はアトピーであったという報告もあります。

まずアトピーとはどんな病期なのでしょうか?ざっくり言って下記の2点が特徴です。
1:強いかゆみを伴う発疹が,顔や首,肘や膝など特徴的な部位に繰り返し出現する
2:多くが5歳までに発症するが,大人になってから発症するパターンもある

ではその原因は何なのでしょうか?
最近では
1:遺伝的な素因
2:環境因子
が言われています。

1:遺伝的要因
遺伝的素因としては,近年多くの遺伝子多型(個人個人のわずかな遺伝子の違い)の解明がすすんでおり,
アトピーに関係する遺伝子領域が20箇所ちかく報告されています。
たとえば,皮膚の乾燥に関係する遺伝子や,免疫反応を制御する遺伝子,虫さされに対する反応に関係する遺伝子などで,
これらの要素を多く持っている人,少しだけ持っている人など,その組み合わせも様々です。
このため,遺伝的要因だけを取り上げても,個人個人の症状が十人十色であることが容易に想像できます。
ここに環境因子が加わって,アトピーの症状が決定されると考えられています。

2:環境因子
環境因子としては,気温(季節),汗,ストレス,日光暴露,食事,掻爬行動(かき癖),虫さされ,入浴方法など,
これも枚挙にいとまがありません。
よく患者さんの話を聞いて,何が増悪因子になっているかを患者さんと一緒になって考える必要があります。

つまり,
アトピーの治療には
患者さんの遺伝的特徴(乾燥が強い傾向にあるのか,アレルギー反応が強く出ているか,炎症反応が強いのか,虫さされの後がひどくなりやすいのか,などなど)
をよく把握した上で,乾燥が強ければ保湿治療を,アレルギー反応が強く出ている患者さんにはアレルギー対策を,炎症が強い患者さんには炎症を抑える治療をしっかり行い,,,,
といった個別の対応をしつつ,
環境因子の対策をしっかり行っていくことが大切だと言えるでしょう。

当院では,上記の流れで治療の方向性を決め,
具体的内容については皮膚科学会の治療ガイドラインに沿った根拠のある治療を選択するようにしています。
また,最近よく話題になっているプロアクティブ療法についても積極的に行っています。

プロアクティブ療法についての詳しい内容は次回にお伝えしたいと思います。

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