保険診療のご案内
皮膚の異常であればどのような症状でも対応します。まずはお気軽にご相談下さい。
こんな検査や治療もやっています。
新しいアトピー性皮膚炎治療
近年、新しいアトピー性皮膚炎治療がたくさん出てきまして。
その中でも特に有効性の高い治療として、デュピルマブ(商品名:デュピクセント)やヤヌスキナーゼ阻害剤(商品名:リンヴォック、オルミエント、サイバインコ)などの治療がよく使用されています。
既存の全身治療のと比較して、特に高い有用性、および安全性が確認されています。(副作用はそれぞれの薬剤によって異なりますので診察の際に説明させていただきます)
当院でもこれらの治療を行うことが出来ますので、気になる方はご遠慮なくお申し出ください。
アレルギー検査
血液検査、皮膚テスト(パッチテスト、プリックテスト、皮内テスト)などでアレルギーの原因を調べます。
紫外線治療
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(皮膚ががさがさになる病気)、脱毛症、白斑(白く抜ける病気)、掌蹠膿疱症(手足に小さい膿のたまりができる病気)、菌状息肉症(皮膚の悪性リンパ腫)などの疾患に特に有効とされています。
当院では全身などの広範囲の病変には全身照射型の<ダブリン社製7シリーズ>を導入しています。ナローバンドUVBという特殊な波長の紫外線を照射する治療器なのですが、照度が5.7mW/cmと高く、一度に全身半面を照射できることから、非常に短時間の治療で高い効果が期待できます。
また、より小さい病変に対してはナローバンドUVBよりも効果の高いと言われる最新のターゲット型エキシマライト<TheraBeam UV308 mini LED>も新たに導入しました(2023年8月)。LEDの光源を採用しており短波長を提言することで副作用である紅斑反応を頼減らすことができ、患者様に有効かつ安全性の高い治療を提供できます。治療時間も1分以内で、痛みもありませんのでご安心ください。
皮膚生検
皮膚の一部を採取して顕微鏡で調べる検査です。皮膚の採取には局所麻酔を使用します。皮膚のがんや、自己免疫疾患(自分の免疫力が自分の皮膚を攻撃する病気)を調べるときに行います。
手術(日帰り手術)
小さい皮膚腫瘍やほくろなどの手術をはじめ、青あざ、シミに対するレーザー治療(保険適応疾患)も行っています。
液体窒素を用いた冷凍凝固治療も行っています。
当院で対応困難な手術については、疾患に応じて最適な医療機関をご紹介いたします。
巻き爪、陥入爪
ワイヤー法、人工爪など、状況に合わせて選択します。
脱毛治療
円形脱毛症に対するSADBE治療(かぶれを引き起こすSADBE: squaric acid dibutylester)も行っています。脱毛反応を抑える治療で、日本皮膚科学会の円形脱毛症治療ガイドラインでも推奨されている治療法です。