今日は別府近辺のローカルグルメ真打ち、”ラーメンまいど”を紹介します。
山電別府駅から北へ徒歩3分、オレンジの見慣れた屋根、年季の入った店構えが見えてきます。
のれんをくぐると、大将の威勢のよい挨拶のお出迎え。
「まいど!、いらっしゃい!」
まあ、店名から容易に想像できますが、この「まいど」が無ければ始まりません。
店内はこぢんまりしていますが、席はカウンターのみ、透明のパーティションで仕切られておりコロナ対策もOK。
メニューもいろいろあります。
ラーメン、チャーシュー麺、ワンタン麺、チャーハン、餃子など通常のメニューは一通りそろっています。ラーメンのスープには通常の味のほかに、「濃口」があり、200円アップです。
200円は高い!と最初は思っていたのですが、両方を食べ比べてみて納得です。
チャーシューの量も2倍くらいに、味の濃さも、味の方向自体も全く違います。
通常のラーメンは、いわゆる加古川ラーメンで、かの名店、今は無き「翁介」の流れをくむ、あっさり醤油ラーメンです。
加古川出身のおっさん勢には懐かしさで胸いっぱいになること間違いなしです。
まさに、「こんなんでいいんだよ」ラーメンです。
一方、濃口は油、醤油、ショウガ風味がとてつもなく主張してきます。背脂の細かくしたものたっぷり入っています。チャーシューも通常のチャーシュー麺かと思うくらい5枚以上は入っています。おまけにチャーシューの脂身だけを切り出した、とてつもなく濃いチャーシュー?脂身?が2枚も入っています。
ちなみに僕のおすすめは
「ワンタン麺、濃口、大盛り、麺硬め、薄め」950円
です。
濃口なのにあえて薄めにするといった、
ありのままを話すと
「階段を上っていたと思ったら、いつの間にか降りていた」
ような状態です。
これがそのワンタン麺です。
チャーシューがまためちゃくちゃおいしいです。
ワンタンもとろっとした食感で、濃口スープ(薄め)が絡んでGood!
中年のおっさんには濃口そのままは濃すぎるので、絶対薄めがおすすめです。
写真奥に見える白い四角い物体が脂身です。
これはライスがないと食すことは困難です。すみません。
麺はストレート麺で、「硬め」の注文をしておかないと、他店で言う柔らかめで出てくるように思いますのでこちらもあえて硬めをおすすめします。
寒い日には特にここのラーメン、最高です。鮮烈なショウガ風味が癖になりますよ。疲れたときには普通のワンタン麺でほっこりもできます。
地元の人気店ですので、昼時は平日でも満席の日があります。ご注意ください。
帰りもやっぱり、、、「まいど!」
大将、ぶれません。
末永く応援しています。