新しい巻き爪治療をはじめました

ご無沙汰しております。神吉です。

今日は当院で新しく導入した巻き爪治療をご紹介します。

 

まず巻き爪とはどのような疾患なのか,から説明したいところなのですが,とても長くなりそうなのでこちらは今日は割愛します。ただ,巻き爪と陥入爪はにているようで異なる概念であることは知っておいていただきたいです。

まず「巻き爪」とは爪が丸まって生じる変形を指します。時々お年の方で爪が絵巻物のように丸まっている方もいらっしゃいます。

では「陥入爪」とは何でしょうか?

陥入爪とは爪の一部が陥入(食い込み)して痛みや炎症を引き起こした状態を指します。つまり,巻き爪などの爪の変形から痛みを生じれば陥入爪になります。逆に,巻き爪がなくても陥入して痛みを起こせば陥入爪といえます。

当院では巻き爪には形状記憶チタン製ワイヤーを用いたワイヤー法,爪の幅を狭く形成し直すフェノール法などを行っております。また陥入症状によっては人工爪を作成して陥入を解除する事もしていました。

しかし,ワイヤー法は爪を短く切っている方には行う事ができません。

そこで今回,新しい治療として「コレクティオ」という巻き爪矯正器具を導入しました。

詳しくはこちらをごらんいただければ幸いです。

痛みが少なく,十分効果も期待できる治療ですが,一つ欠点があります。それは自費診療となることです。

ご自分の巻き爪がきになる方は一度お気軽にご相談ください。

↓